richplum
過去の旅行記と近所で撮った風景
2009.7.29 越後の旅⑤
2010/02/19
Fri. 00:53
ここからは何故か親鸞のゆかりの地ばかりにスポットを当ててみました。
まず、十念寺をでてから少し歩くと…
養老清水。
親鸞が使っていたっていう話。
丁度この辺りが五智国分寺の裏手にあたるらしい。
と、いうことで。
次は国分寺です。
この本堂には5体の如来像が住んでいます。
まさか上越で仏像が見れるなんて思ってなかったので吃驚しました。
下調べ不足ね。。。
感想は、とても親しみやすい如来さま。
暑さを忘れてずっと見入っていました。
国分寺は結構広い。
木造の三重塔が建っている。
それから本堂向かって右には親鸞が最初に暮らした家があります。
更にその隣には…幼稚園。
まだ夏休みじゃないのか、中からは楽しそうな声が聞こえていました。
国分寺から出て住宅街に入ると突然鳥居が。
この下は階段になっていて、更に行くと居多神社に至ります。
その前に。
下ったところにある五智歴史の里会館と書かれた休憩所に立ち寄りました。
中には地元のお土産品が販売されていて、食堂なんかもありました。
春日山に向かうバスの時刻表が窓口の横に貼ってあったので見ていると…
中にいた職員の男性と目が会う。
あと一時間以上しないとバスがないよーと。
そこで次に行く居多神社のことを詳しく聞かせてもらい。
神主さんが大学の教授で、上杉関係の書籍を何冊も出してるとか。
居多神社は新潟の一宮なのに何故小さいのかとか。
この辺は片方しか葉の生えない葦が群生しているとか。
20分位話して話しまくって一言。
「ホントはもっと詳しいガイドさんがいるんだけどね」
一生懸命説明して下さって本当に有難うございました
帰りに越後七不思議のパンフレットを貰ってようやく居多神社へ。
建物は新しい神社です。
確かに、小ぢんまりとした佇まい。むしろ、地元の神社の方が数段大きいのです。
でもこの神社には波乱万丈な歴史があるそうです。歴史の里会館の男性職員談(笑)
越後の一の宮として昔からここにあったのですが。
御館の乱の際に景虎側についていたこの神社は越後を追放されてしまいます。
時代は流れ、景勝が越後から会津に、それから米沢へと領地を変えてようやく元の場所に戻ってこれたんだとか。
それからは後から入って来た領主にも厚い保護を受けてやっと再建できた、というわけです。
だから、小さいなんて言ったら駄目なのよ!!!!
歴史が凝縮されてるんだから!!!
と、いう話を聞くとやっぱり御館の乱は凄まじい戦いだったんだなぁと痛感しました。
ちなみに。
ここ、親鸞が参拝をしたらなんと!!!
一夜にして周辺の葦が片方の葉だけになっていた!!!!!そうです。
でも実際には風が強いからでしょ、と。これも男性職員談(笑)
つづく。
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